クレジットカード現金化の方法・メリット・デメリットをわかりやすく解説

クレジットカード現金化とはどのような方法なのかを詳しく知りたいと思っていませんか。
やり方を聞いたことがあっても他にも方法があるのではないかと考えている人もいるでしょう。
この記事ではクレジットカード現金化の方法を3つ紹介します。
クレジットカード現金化のメリット・デメリットもわかりやすく解説するので、お金に困ったときには活用を考えてみましょう。

クレジットカード現金化の3つの方法

クレジットカード現金化の方法として人気があるのは以下の3つです。
やり方が複雑ではなく、それぞれが異なる特徴を持っているので使い分けている人もいます。
ここでは3つの方法について具体的に説明します。

クレジットカードで商品を購入して売却する

クレジットカード現金化の最も昔から人気がある方法は、クレジットカードで商品を購入して、買取業者などに売却するやり方です。
リサイクルショップでは衣類や電子機器、アクセサリーといったさまざまなジャンルのアイテムを買い取っています。
買取価格をチェックして商品を選ぶのがコツで、昔から金券類やチケット、新幹線回数券や高速バス回数券などがよく用いられています。
売却先は業者である必要はなく、家族や友人でも構いません。
友人が欲しがっているものを代わりに購入して支払いをしてもらうことでクレジットカード現金化をすることも可能です。

クレジットカードで支払いをして特典を受け取る

クレジットカードで商品を買ったり、サービスに申し込んだりしたときに特典として現金を受け取れる場合があります。
いわゆるキャッシュバックサービスで、継続利用を前提とするインターネットやモバイルWi-Fiなどではよくおこなわれているキャンペーンです。
クレジットカードでの継続的な利用料金の支払いが必要になる代わりに、申し込んでから条件を満たした時点で現金をもらえます。
キャンペーンによってキャッシュバックのタイミングが違う点には注意が必要ですが、早ければ数週間後くらいに特典を受け取ることが可能です。

専門業者を利用して現金化する

クレジットカード現金化の専門業者を利用する方法もあります。
専門業者では商品の買取やキャッシュバックといった上述の仕組みでの現金化をサポートしています。
オンラインでも利用できる業者が増えているため、気軽にクレジットカード現金化ができるという点で注目されているサービスです。
申し込みをした後、クレジットカードで支払い手続きをすると銀行口座に現金が振り込まれるという仕組みなので簡単です。
商品やサービスの選定をする必要もなく、見積もりを出してもらって納得したら指示通りにクレジットカード決済をすれば現金化できます。

クレジットカード現金化をするメリット

クレジットカード現金化はどのようなメリットがあるのでしょうか。
よく利用している人がいる理由がわかるようにメリットを解説します。

現金での支払いに速やかに対応できる

キャッシュレス化が進んでクレジットカードで支払いができるケースが多くなりました。
しかし、今でも現金でしか支払えないケースもたくさんあります。
家賃は銀行振込にしか対応していないことが多いでしょう。
公共料金も地域によってはまだ現金払いが基本になっています。
自分が持っているクレジットカードのブランドに対応していなくて支払えずに、やむを得ず現金で支払うことになる場合もあります。
このようなときにクレジットカード現金化をすれば現金での支払いに速やかに対応することが可能です。

借金があっても現金を手に入れられる

カードローンやキャッシングをすれば現金を借りられます。
お金がなくて困ったときの対策として銀行や消費者金融のローンはよく用いられていますが、借金が多くなると借りられなくなりがちです。
また、ローンや携帯料金の支払いに対応があるともう借りられなくなるのが一般的です。
ただ、クレジットカード現金化は借金があるときでも現金を手に入れられます。
クレジットカードが手元にあれば、利用限度額の範囲内で現金化が可能なので便利な方法です。

クレジットカードのポイント還元がある

クレジットカードにはポイント還元があるのでお得な支払い方法です。
クレジットカード現金化では基本的にクレジットカードのショッピング枠で支払いをするため、現金化した金額に対してポイント還元があります。
1%の還元率のクレジットカードを使って10万円を現金化したら、1,000ポイントもの還元を得られます。
1,000円相当の支払いに使うこともできますが、クレジットカードの種類によってはカード料金の支払いに充てることも可能です。
ポイントアップキャンペーンなども実施されていることがあるので、タイミングが良ければお得に現金を手に入れられます。

分割払いやリボ払いができる

クレジットカードでの支払いには分割払いやリボ払いもあります。
翌月一括払いやボーナス一括払いにすれば手数料や利息がかからないメリットがありますが、翌月やボーナス月に支払えない理由がある人もいるでしょう。
しかし、分割払いやリボ払いなら支払い金額をある程度調整できるので、お金がなくて困っているときの救済策になります。
購入する商品やサービスによっては一括払いにしか対応していない場合もあるので、分割払いやリボ払いのメリットを生かすならクレジットカード現金化の方法は慎重に検討しましょう。
専門業者ではどちらの支払い方法にも対応しているのが一般的です。

クレジットカード現金化をするデメリット

クレジットカード現金化はデメリットがあるため、あえて使わないという人もいます。
借金をすると返済が必要になるデメリットがあるように、お金のかかわるサービスには多かれ少なかれデメリットがあります。
ここではクレジットカード現金化のデメリットをわかりやすく解説します。

クレジットカードがないとできない

当然ですが、現金化できるクレジットカードを持っていなければできないのがデメリットです。
これから新たにクレジットカードを発行してもらおうとすると、通常は2週間~4週間がかかります。
既にたくさんのクレジットカードを持っている人は、もう一枚発行しようとしても審査が通らないこともあります。
また、借金が多い人も新たに発行の審査を受けても通らないことがほとんどです。
有効期限切れのカードや利用上限に達したカードも使えないので注意しましょう。
たった今、有効なクレジットカードを持っている人だけが、すぐに現金を手に入れる手段として活用できます。

手数料がかかって資金が目減りする

クレジットカード現金化は一般的に手数料がかかります。
名目は手数料ではないこともありますが、例外的なケースを除くとクレジットカードの決済額に比べて手に入る現金の金額は低くなるのがデメリットです。
例えば、商品を購入して売却したときには買取金額は購入金額よりも低くなるのが一般的です。
友人に頼まれたものを購入して買い取ってもらうとクレジットカードの決済額と同じ金額の現金を受け取れる可能性があります。
転売目的でセール品やレアなチケットなどを手に入れて売った場合には、決済額より受け取る現金の方が大きくなる可能性もあるのは確かです。
ただ、通常は決済額に比べて現金の方が少なくなってしまうため、繰り返し使用していると資金が目減りすることは否めません。
お金がなくてピンチになったときの手段として活用するのが適切でしょう。

クレジットカード事故が起こり得る

クレジットカード事故になってもう使えなくなってしまうリスクがある点にも注意が必要です。
カード会社ではクレジットカード現金化を禁止しています。
利用規約を見てみるとはっきりと禁止事項に記載されている場合がほとんどです。
カード会社の調査によってクレジットカード現金化をしたと判断されたら、利用停止になるだけでなく、利用額をすべてすぐに支払うように催促される可能性もあります。
クレジットカード事故が起こりにくいように考えながら現金化することが大切です。
例えば、クレジットカードで購入した金額が10,000円、30,000円、50,000円という風にきりが良い数字ばかりだと何かおかしいと思われてしまうでしょう。
消費税などの影響で端数があることが多いからです。
また、1人暮らしの人が同じスマートフォンを3台購入したときや、同じ金額の新幹線回数券を同じ月に何度も購入した場合にも怪しまれてしまいます。
普段は数千円の買い物しかしない人が、突然数十万円のクレジットカード決済をしたときにも詳細の調査がおこなわれるでしょう。
このように疑問を持たれるような買い方をすると、クレジットカード事故になるリスクが高くなります。

詐欺業者のリスクがある

クレジットカード現金化の方法の中でも最も簡単で早いのは専門業者の利用です。
オンラインでも店頭でも利用可能で、早ければ数分後には現金を手に入れられます。
ただ、利便性が高いサービスほど詐欺のリスクがあることに注意が必要です。
金融では闇金が知られているように、お金がかかわるサービスでは悪徳な詐欺業者が横行しがちです。
クレジットカード現金化サービスと銘打っていて、実はクレジットカード情報を盗み取るだけの詐欺業者のこともあり得ます。
きちんと実績があって安心して利用できる業者を選ばないと大損するリスクがあるのがデメリットです。

まとめ

クレジットカード現金化の方法は3通りありますが、どれもクレジットカードで決済をして現金を受け取るという流れには違いがありません。
やり方によって換金率や現金を受け取れるまでのスピード感に違いがあるので、臨機応変に使い分けるようにしましょう。
専門業者は安定した換金率があって安心感がありますが、詐欺業者もいるので注意が必要です。
安全に利用できる業者を厳選して利用することが大切です。